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【第3108問】
京都御所の北東にある猿ヶ辻にて暗殺された人物はだれか。

ア、佐久間象山　　イ、本間誠一郎　　ウ、芹沢鴨　　エ、姉小路公知

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【第3108問】

＜解答＞　 エ、姉小路公知

＜解説＞　 京都御所の鬼門に当たる北東角は、通称 「 猿ヶ辻 」 と呼ばれる。鬼門は悪鬼が入る方角とされ、鬼門除けとして角をへこませ、日吉山王社の神の使いである木彫りの猿を祀っている。文久3 （ 1863 ） 年5月20日深夜、尊攘派の急先鋒として活躍をした公卿･姉小路公知 （ あねやこうじきんとも ） が、御所での会議を終えて帰宅途中、突然、猿ヶ辻で刺客に襲われ、顔や胸に重傷を負って絶命した。世にいう 「 猿ヶ辻の変 」 である。現場に残した刀から、薩摩藩の田中新兵衛が捕らえられたが、取り調べの途中に自殺した。暗殺理由は、直前に公知が開国論に転じたためとの説もある。
　 開国論者であった佐久間象山は、御池木屋町上ルにて暗殺され、尊王攘夷論者であった本間誠一郎は、三条木屋町下ルの先斗町付近で暗殺され、新選組の筆頭局長であった芹沢鴨は、壬生の八木邸にて暗殺された。（2級）