2016年04月08日
第3077問
【第3077問】
次のうち、国宝建築物といえばどれか。
ア、妙心寺・法堂 イ、高山寺・石水院 ウ、東寺・講堂 エ、仁和寺・五重塔
↓解答はこちら
次のうち、国宝建築物といえばどれか。
ア、妙心寺・法堂 イ、高山寺・石水院 ウ、東寺・講堂 エ、仁和寺・五重塔
↓解答はこちら
【第3077問】
<解答> イ、高山寺・石水院
<解説> 高山寺・石水院は、高山寺に伝わる明恵上人の住房遺跡が七箇所あり、そのうちの一つとされている。もともと明恵上人によって経蔵 ( きょうぞう ) として建立されたもので、後に春日・住吉両神影を祀る社殿も兼ねることとなった。その際に縋破風 ( すがるはふ ) の庇 ( ひさし ) で拝所空間が設けられたことで、建築の独自色を強まり、鎌倉初期の名建築の美しさが引き立っている。拝所内部は透いた格子戸と蛙股 ( かえるまた ) の部分に壁がなく、吊り上げ蔀戸 ( しとみど ) を上げると内部と外部が一体となった空間が形成されており、清涼で爽やかな雰囲気に包まれている。
天井の雲龍図が名高い妙心寺・法堂、密教の立体曼陀羅を収蔵する東寺・講堂、徳川家光再建の仁和寺・五重塔は、全て重要文化財指定の木造建築である。(3級)
<解答> イ、高山寺・石水院
<解説> 高山寺・石水院は、高山寺に伝わる明恵上人の住房遺跡が七箇所あり、そのうちの一つとされている。もともと明恵上人によって経蔵 ( きょうぞう ) として建立されたもので、後に春日・住吉両神影を祀る社殿も兼ねることとなった。その際に縋破風 ( すがるはふ ) の庇 ( ひさし ) で拝所空間が設けられたことで、建築の独自色を強まり、鎌倉初期の名建築の美しさが引き立っている。拝所内部は透いた格子戸と蛙股 ( かえるまた ) の部分に壁がなく、吊り上げ蔀戸 ( しとみど ) を上げると内部と外部が一体となった空間が形成されており、清涼で爽やかな雰囲気に包まれている。
天井の雲龍図が名高い妙心寺・法堂、密教の立体曼陀羅を収蔵する東寺・講堂、徳川家光再建の仁和寺・五重塔は、全て重要文化財指定の木造建築である。(3級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
│建築・庭園・美術