2016年02月19日
第3028問
【第3028問】
東福寺の中で毘沙門天を本尊とし、近衛家の玄関を本堂とする寺院はどこか。
ア、芬陀院 イ、光明院 ウ、即宗院 エ、勝林寺
↓解答はこちら
東福寺の中で毘沙門天を本尊とし、近衛家の玄関を本堂とする寺院はどこか。
ア、芬陀院 イ、光明院 ウ、即宗院 エ、勝林寺
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【第3028問】
<解答> エ、勝林寺
<解説> 勝林寺は東福寺の塔頭寺院で、もっとも北側位置し、さらに鬼門の方角にあることから、東福寺の北方守護としての役割を果たしてきた。起こりは天文19 ( 1550 ) 年に、東福寺の第205世住持である高岳令松 ( こうがくれいしょう ) によって創建された。本堂は大檀那であった近衛家の玄関が移築され、境内には一切経を埋めた石塔が建てられている。本尊の毘沙門天立像は平安時代後期の作とされ、長らく東福寺仏殿の天井裏に祀られていたものが、江戸時代に発見されて現在の場所へと移された。脇侍として向って右には吉祥天像、向かって左には善膩師童子像が祀られている。
芬陀院 ( ふんだいん ) は一条家の菩提寺であり、絵師として名をなした雪舟が逗留したことから 「 雪舟寺 」 とも呼ばれており、光明院は重森三玲作の 「 波心の庭 」 で知られる寺院であり、即宗院 ( そくしゅういん ) は幕末に薩摩藩の西郷隆盛が逗留した寺院として知られている。(2級)
<解答> エ、勝林寺
<解説> 勝林寺は東福寺の塔頭寺院で、もっとも北側位置し、さらに鬼門の方角にあることから、東福寺の北方守護としての役割を果たしてきた。起こりは天文19 ( 1550 ) 年に、東福寺の第205世住持である高岳令松 ( こうがくれいしょう ) によって創建された。本堂は大檀那であった近衛家の玄関が移築され、境内には一切経を埋めた石塔が建てられている。本尊の毘沙門天立像は平安時代後期の作とされ、長らく東福寺仏殿の天井裏に祀られていたものが、江戸時代に発見されて現在の場所へと移された。脇侍として向って右には吉祥天像、向かって左には善膩師童子像が祀られている。
芬陀院 ( ふんだいん ) は一条家の菩提寺であり、絵師として名をなした雪舟が逗留したことから 「 雪舟寺 」 とも呼ばれており、光明院は重森三玲作の 「 波心の庭 」 で知られる寺院であり、即宗院 ( そくしゅういん ) は幕末に薩摩藩の西郷隆盛が逗留した寺院として知られている。(2級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
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