2016年02月10日
第3019問
【第3019問】
京都三大門と呼ばれている門ではないのはどれか。
ア、南禅寺・三門 イ、東福寺・三門 ウ、東本願寺・御影堂門 エ、知恩院・三門
↓解答はこちら
京都三大門と呼ばれている門ではないのはどれか。
ア、南禅寺・三門 イ、東福寺・三門 ウ、東本願寺・御影堂門 エ、知恩院・三門
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【第3019問】
<解答> イ、東福寺・三門
<解説> 選択肢の中で、三大門に指定されていないのは、東福寺・三門である。応永年間 ( 1394 ~ 1428 ) に足利義持が再建し、応仁の乱の兵火を免れた日本最古の三門で、建築の様式としては、鎌倉初期の東大寺再建時に取り入れられた 「 大仏様 」 を構造の主体とし、細部には禅宗様が見事に調和した形で組み合わされている。2階は釈迦如来と十六羅漢が配置され、天井には迦陵頻迦 ( かりょうびんが ) 、天女や楽器が描かれ、内部の柱や梁には龍や牡丹など一面に宋・元風の彩色文様が施されている。これらは 「 兆殿司 ( ちょうでんず ) 」 と呼ばれた室町時代の禅僧明兆 ( みんちょう ) とその弟子によるものと伝えられている。
残りの選択肢である藤堂高虎寄進の南禅寺・三門、門徒らの寄進による東本願寺・御影堂門、徳川秀忠寄進の知恩院・三門は、京都三大門として雄大な建築美を今に伝えている。(3級)
<解答> イ、東福寺・三門
<解説> 選択肢の中で、三大門に指定されていないのは、東福寺・三門である。応永年間 ( 1394 ~ 1428 ) に足利義持が再建し、応仁の乱の兵火を免れた日本最古の三門で、建築の様式としては、鎌倉初期の東大寺再建時に取り入れられた 「 大仏様 」 を構造の主体とし、細部には禅宗様が見事に調和した形で組み合わされている。2階は釈迦如来と十六羅漢が配置され、天井には迦陵頻迦 ( かりょうびんが ) 、天女や楽器が描かれ、内部の柱や梁には龍や牡丹など一面に宋・元風の彩色文様が施されている。これらは 「 兆殿司 ( ちょうでんず ) 」 と呼ばれた室町時代の禅僧明兆 ( みんちょう ) とその弟子によるものと伝えられている。
残りの選択肢である藤堂高虎寄進の南禅寺・三門、門徒らの寄進による東本願寺・御影堂門、徳川秀忠寄進の知恩院・三門は、京都三大門として雄大な建築美を今に伝えている。(3級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
│建築・庭園・美術