2016年02月08日
第3017問
【第3017問】
伏見にある本教寺は、慶長牡丹の寺と呼ばれるが誰ゆかりの寺院であるか。
ア、督姫 イ、旭姫 ウ、阿茶局 エ、蓮乗院
↓解答はこちら
伏見にある本教寺は、慶長牡丹の寺と呼ばれるが誰ゆかりの寺院であるか。
ア、督姫 イ、旭姫 ウ、阿茶局 エ、蓮乗院
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【第3017問】
<解答> ア、督姫
<解説> 本教寺は文禄3 ( 1594 ) に日受によって創建され、徳川家康の次女であった督姫 ( とくひめ ) が帰依したことから督姫の屋敷跡に移転し、現在に至っている。督姫は当初は北条氏直に嫁いだが、氏直が高野山に追放されるとほどなく死別し、池田輝政に嫁いで5男2女を得た。現在本教寺の境内には牡丹の花が植えられ、これは豊臣秀吉が伏見城で遺愛していた牡丹を督姫に譲ったものの子孫と伝えられており、 「 慶長牡丹の寺 」 とも呼ばれている。境内には妙見宮が祀られおり、洛陽十二支妙見めぐりの7番目の札所ともなっている。
旭姫 ( あさひひめ ) は豊臣秀吉の異父妹であり、政略結婚で徳川家康の正妻として嫁いだ。墓は東福寺の塔頭である南明院にあり、臨済宗における徳川の菩提所となっている。阿茶局 ( あちゃのつぼね ) は徳川家康の側室として信頼を置かれ、大坂の陣における対外交渉など外交面でも活躍した。 「 世継地蔵 」 の名で知られる上徳寺は、徳川家康が阿茶局を開基として創建したと伝えられる。蓮乗院は徳川家康の次男・結城秀康の正妻であり、本満寺の本堂横に石廟がある。(2級)
<解答> ア、督姫
<解説> 本教寺は文禄3 ( 1594 ) に日受によって創建され、徳川家康の次女であった督姫 ( とくひめ ) が帰依したことから督姫の屋敷跡に移転し、現在に至っている。督姫は当初は北条氏直に嫁いだが、氏直が高野山に追放されるとほどなく死別し、池田輝政に嫁いで5男2女を得た。現在本教寺の境内には牡丹の花が植えられ、これは豊臣秀吉が伏見城で遺愛していた牡丹を督姫に譲ったものの子孫と伝えられており、 「 慶長牡丹の寺 」 とも呼ばれている。境内には妙見宮が祀られおり、洛陽十二支妙見めぐりの7番目の札所ともなっている。
旭姫 ( あさひひめ ) は豊臣秀吉の異父妹であり、政略結婚で徳川家康の正妻として嫁いだ。墓は東福寺の塔頭である南明院にあり、臨済宗における徳川の菩提所となっている。阿茶局 ( あちゃのつぼね ) は徳川家康の側室として信頼を置かれ、大坂の陣における対外交渉など外交面でも活躍した。 「 世継地蔵 」 の名で知られる上徳寺は、徳川家康が阿茶局を開基として創建したと伝えられる。蓮乗院は徳川家康の次男・結城秀康の正妻であり、本満寺の本堂横に石廟がある。(2級)
Posted by きょうすけ at 16:12│Comments(0)
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