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2015年12月24日

第2971問

【第2971問】
次のうち平安時代に造営されたと推定できる三重塔を持つ寺院はどこか。

ア、清水寺  イ、金戒光明寺  ウ、真如堂  エ、浄瑠璃寺

↓解答はこちら

【第2971問】

<解答>  エ、浄瑠璃寺

<解説>  浄瑠璃寺の境内東に建つ三重塔は、治承2 ( 1178 ) 年、京都の一条大宮から移建したとする説があるが、どこの寺院にあったかは定かではない。建立時期は構造上の特徴などから平安時代末期と推定され、移築された時期を大きく遡ることはないとみられており、平安時代の数少ない作例の一つとして大変貴重な存在といえる。京都に現存する唯一の国宝の三重塔であり、全国にも国宝の三重塔は13基しかない。
  その他の選択肢の寺院にある三重塔は全て江戸時代の建立と判明している。清水寺の三重塔は寛永9 ( 1632 ) 年の建立であり、金戒光明寺の三重塔は寛永11 ( 1634 ) 年の建立であり、真如堂の三重塔は文化14 ( 1817 ) 年の建立である。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
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