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【第2961問】
千本釈迦堂の通称名で知られる大報恩寺の開山といえばだれか。

ア、義空上人　　イ、教如上人　　ウ、日像上人　　エ、空也上人

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【第2961問】

＜解答＞　 ア、義空上人

＜解説＞　 千本釈迦堂は、承久3 （ 1221 ） 年に義空上人 （ ぎくうしょうにん ） が小堂を建立し、仏像を祀ったのが起こりである。その後は倶舎 （ くしゃ ） ・天台・真言の三宗弘通の道場として隆盛し、応仁の乱をはじめ多くの戦乱をくぐりぬけて現在に至っている。洛中最古の木造建築である国宝の本堂や、快慶作の十大弟子像をはじめ多くの仏像の優品も収蔵しているほか、12月7日、8日に行われる大根焚きでも知られている。
　 教如上人 （ きょうにょしょうにん ） は東本願寺を開いた僧侶であり、日像上人 （ にちぞうしょうにん ） は妙顕寺や妙蓮寺を開いた僧侶であり、空也上人 （ くうやしょうにん ） は六波羅蜜寺を開いた僧侶である。（3級）