2015年11月13日
第2930問
【第2930問】
次の寺院のうち最も古い梵鐘を持つ寺院はどこか
ア、知恩院 イ、方広寺 ウ、妙心寺 エ、平等院
↓解答はこちら
次の寺院のうち最も古い梵鐘を持つ寺院はどこか
ア、知恩院 イ、方広寺 ウ、妙心寺 エ、平等院
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【第2930問】
<解答> ウ、妙心寺
<解説> 妙心寺の法堂に安置された梵鐘は、雅楽の黄鐘調 ( おうじきちょう ) に合うことから古来 「 黄鐘調の鐘 」 として知られ、近くの双ヶ丘に住んで 「 徒然草 」 を執筆した吉田兼好も梵鐘について言及している。西暦698年にあたる年の銘文があることから、日本最古の梵鐘といえる。現在の福岡県で制作したと考えられ、同形同大の梵鐘 ( 国宝 ) が福岡県の観世音寺 ( かんぜおんじ ) に残っている。
知恩院の日本最大の梵鐘は、寛永13 ( 1636 ) 年の鋳造であり、方広寺の最も重量のある梵鐘は、豊臣秀頼によて慶長19 ( 1614 ) 年ごろに鋳造されたものであり、日本三名鐘のひとつである平等院の梵鐘は、平等院が創建された永承7 ( 1052 ) 年ごろに鋳造されたものと考えられる。(2級)
<解答> ウ、妙心寺
<解説> 妙心寺の法堂に安置された梵鐘は、雅楽の黄鐘調 ( おうじきちょう ) に合うことから古来 「 黄鐘調の鐘 」 として知られ、近くの双ヶ丘に住んで 「 徒然草 」 を執筆した吉田兼好も梵鐘について言及している。西暦698年にあたる年の銘文があることから、日本最古の梵鐘といえる。現在の福岡県で制作したと考えられ、同形同大の梵鐘 ( 国宝 ) が福岡県の観世音寺 ( かんぜおんじ ) に残っている。
知恩院の日本最大の梵鐘は、寛永13 ( 1636 ) 年の鋳造であり、方広寺の最も重量のある梵鐘は、豊臣秀頼によて慶長19 ( 1614 ) 年ごろに鋳造されたものであり、日本三名鐘のひとつである平等院の梵鐘は、平等院が創建された永承7 ( 1052 ) 年ごろに鋳造されたものと考えられる。(2級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
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