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2015年10月30日

第2916問

【第2916問】
紫式部の邸宅があった場所に建つ廬山寺は、誰の移築によって現在の本堂が建てられたか。

ア、東山天皇  イ、明正天皇  ウ、後水尾天皇  エ、光格天皇

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【第2916問】

<解答>  エ、光格天皇

<解説>  廬山寺は、比叡山天台座主であった元三大師良源によって船岡山の南に創建された与願金剛院を前身とする。応仁の乱などで幾度か焼失し、のちに船岡山南側に再興されたが ( 現在も廬山寺通が残る ) 、豊臣秀吉の寺町建設の際に現在の場所に移された。本堂と尊牌殿は、寛政6 ( 1794 ) 年に光格天皇が仙洞御所の一部を移築し、閑院宮の下賜により造営されたものである。この地はかつて紫式部の邸宅があったとされ、白川砂と苔を配した平安朝の本堂庭園は 「 源氏の庭 」 と呼ばれている。
  東山天皇は、伏見にある藤森神社や北向山不動院に建物を移築しており、明正天皇は、勧修寺や大聖寺に建物を移築しており、後水尾天皇は、大覚寺に妻であった東福門院の建物を移築している。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
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