2015年10月27日
第2913問
【第2913問】
狩野光信筆の 「 鳴き龍 」 があることで知られる法堂を持つ寺院はどこか。
ア、大徳寺 イ、妙心寺 ウ、相国寺 エ、東福寺
↓解答はこちら
狩野光信筆の 「 鳴き龍 」 があることで知られる法堂を持つ寺院はどこか。
ア、大徳寺 イ、妙心寺 ウ、相国寺 エ、東福寺
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【第2913問】
<解答> ウ、相国寺
<解説> 相国寺は、明徳3(1392)年に足利義満が春屋妙葩(しゅんおくみょうは)を招いて創建した。慶長10 ( 1605 ) 年、豊臣秀頼の寄進によって再建された法堂は、安土桃山時代を代表する禅宗建築の一つであり、現存する法堂建築としては最古になる。天井に描かれた龍の絵は狩野光信によるもので、堂内中央付近で手を叩くと、天井に反響してカラカラと音が鳴ることから 「 鳴き龍 」 とも呼ばれている。
大徳寺と妙心寺の法堂には、それぞれ狩野探幽筆の幡龍図と雲龍図が描かれており、東福寺の法堂には、かつて狩野永徳と狩野山楽の合作による蟠龍図が描かれていたが、明治14 ( 1881 ) 年の火災で焼失し、昭和9 ( 1934 ) 年に再建された際に堂本印象によって蒼龍図が描かれた。(3級)
<解答> ウ、相国寺
<解説> 相国寺は、明徳3(1392)年に足利義満が春屋妙葩(しゅんおくみょうは)を招いて創建した。慶長10 ( 1605 ) 年、豊臣秀頼の寄進によって再建された法堂は、安土桃山時代を代表する禅宗建築の一つであり、現存する法堂建築としては最古になる。天井に描かれた龍の絵は狩野光信によるもので、堂内中央付近で手を叩くと、天井に反響してカラカラと音が鳴ることから 「 鳴き龍 」 とも呼ばれている。
大徳寺と妙心寺の法堂には、それぞれ狩野探幽筆の幡龍図と雲龍図が描かれており、東福寺の法堂には、かつて狩野永徳と狩野山楽の合作による蟠龍図が描かれていたが、明治14 ( 1881 ) 年の火災で焼失し、昭和9 ( 1934 ) 年に再建された際に堂本印象によって蒼龍図が描かれた。(3級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
│建築・庭園・美術