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2015年10月19日

第2905問

【第2905問】
醍醐の国宝仏である薬師如来坐像を造った仏師といえは誰か。

ア、湛慶  イ、会理  ウ、康勝  エ、定朝

↓解答はこちら

【第2905問】

<解答>  イ、会理

<解説>  醍醐寺の国宝・薬師如来坐像は、上醍醐の薬師堂の本尊で、創建以来の歴史を持つ。全体的に角張ったいかめしい体つきは、平安時代前期に見られる特徴で、左脇侍に日光菩薩、右脇侍に月光菩薩を従えている。醍醐寺を開いた聖宝の弟子であった会理 ( えり ) とその一派によって造られたとされる。各像ともに後頭部と背中から内刳りして蓋板を当て、仏像のひび割れと軽減化を図っている。
  その他の選択肢もそれぞれ国宝仏を造った一流の仏師であり、運慶の嫡男である湛慶 ( たんけい ) は三十三間堂に千手千眼観音菩薩坐像を、運慶の四男である康勝 ( こうしょう ) は東寺に弘法大師像を、寄木造を完成に導いたとされる定朝 ( じょうちょう ) は、平等院に阿弥陀如来坐像をそれぞれ国宝仏として残している。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)建築・庭園・美術
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