2015年09月03日
第2859問
【第2859問】
次のうち西国街道沿いにある神社はどれか。
ア、離宮八幡宮 イ、粟田神社 ウ、貴舩神社 エ、平岡八幡宮
↓解答はこちら
次のうち西国街道沿いにある神社はどれか。
ア、離宮八幡宮 イ、粟田神社 ウ、貴舩神社 エ、平岡八幡宮
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【第2859問】
<解答> ア、離宮八幡宮
<解説> 離宮八幡宮は、貞観元 ( 859 ) 年に清和天皇の命によって、宇佐八幡に派遣された大安寺の僧行教が、帰路に山崎の津で神降山に霊光を見て、岩の間から湧水が溢れ出たのをきっかけに、勅命によって 「 石清水八幡宮 」 として建立された。しかしすぐに対岸の男山へ移され そちらが石清水八幡宮 ( 八幡市 ) と称したため、この地がかつて嵯峨天皇の離宮 「 河陽 ( かや ) 離宮 」 跡だったことから社名を離宮八幡宮として 「 元宮 」 として残し、守り伝えてきた。
西国街道に面して京都の入口に位置し、中世には 「 大山崎油座 」 の拠点となり荏胡麻油の販売権を独占して、多くの兵火にまみえながらも江戸時代まで栄えたが、幕末には 「 禁門の変 」 の被害にあい、さらに明治の鉄道事業で境内を縮小されて現在に至っている。
旅立ち守護として知られる粟田神社は旧東海道に面しており、すぐき漬け発祥の地の石碑がある貴舩神社は鞍馬街道に面しており、神護寺の鎮守社としての歴史を持つ平岡八幡宮は周山街道に面している。(2級)
<解答> ア、離宮八幡宮
<解説> 離宮八幡宮は、貞観元 ( 859 ) 年に清和天皇の命によって、宇佐八幡に派遣された大安寺の僧行教が、帰路に山崎の津で神降山に霊光を見て、岩の間から湧水が溢れ出たのをきっかけに、勅命によって 「 石清水八幡宮 」 として建立された。しかしすぐに対岸の男山へ移され そちらが石清水八幡宮 ( 八幡市 ) と称したため、この地がかつて嵯峨天皇の離宮 「 河陽 ( かや ) 離宮 」 跡だったことから社名を離宮八幡宮として 「 元宮 」 として残し、守り伝えてきた。
西国街道に面して京都の入口に位置し、中世には 「 大山崎油座 」 の拠点となり荏胡麻油の販売権を独占して、多くの兵火にまみえながらも江戸時代まで栄えたが、幕末には 「 禁門の変 」 の被害にあい、さらに明治の鉄道事業で境内を縮小されて現在に至っている。
旅立ち守護として知られる粟田神社は旧東海道に面しており、すぐき漬け発祥の地の石碑がある貴舩神社は鞍馬街道に面しており、神護寺の鎮守社としての歴史を持つ平岡八幡宮は周山街道に面している。(2級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
│自然・観光