京つう

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2015年06月28日

第2793問

【第2793問】
次のうち国宝に指定されている建物はどれか。

ア、呑湖閣  イ、金閣  ウ、傍花閣  エ、飛雲閣

↓解答はこちら

【第2793問】

<解答>  エ、飛雲閣

<解説>  国宝に指定されている飛雲閣 ( ひうんかく ) は、西本願寺の境内東南隅に広がる滴翠園内にある三層の楼閣である。初層は招賢殿 ( しょうけんでん ) と 「 八景の間 」 と池からの出入りができる 「 舟入の間 」 があり、二層は杉戸や板扉に三十六歌仙を描いた 「 歌仙の間 」 、三層が 「 摘星楼 ( てきせいろう ) 」 と呼ばれる数奇屋風の造りの望楼である。初層が大きく、二層、三層と小さくなるように設計され、左右も非対称、屋根の破風も不規則ながら、その変化に富んだ建築の融合が独特の軽快なリズムと趣向を放っている。金閣、銀閣ととに 「 京の三閣 」 と称されている。
  大徳寺の芳春院にある呑湖閣 ( どんこかく ) は京都府指定有形文化財となっており、金閣寺の中心的建物である金閣は、かつては国宝であったが焼失し、昭和30 ( 1955 ) 年に再建されたものであり、東福寺の開山堂の一部である伝衣閣 ( でんねかく ) は、重要文化財に指定されている。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)建築・庭園・美術
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