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2015年06月24日

第2789問

【第2789問】
十一面観音を本尊とし、広沢の池に広がっていたかつての大寺はどこか。

ア、清涼寺  イ、遍照寺  ウ、大覚寺  エ、仁和寺

↓解答はこちら

【第2789問】

<解答>  イ、遍照寺

<解説> 遍照寺 ( へんしょうじ ) は、永延3 ( 989 ) 年に宇多天皇の孫にあたる寛朝僧正によって開かれた寺院で、十一面観音を本尊として広沢の池周辺に伽藍を配置し、大寺院としての威容を誇っていた。しかし、中世には衰退に向かい、現在は広沢の池から南に少し離れた位置に本堂を構えている。本尊の十一面観音は現存しており、赤不動明王とともに予約制で拝観できる。
  清凉寺は 「 嵯峨釈迦堂 」 と呼ばれる大寺で嵯峨野に位置し、大覚寺は 「 嵯峨御所 」 と呼ばれる嵯峨天皇ゆかりの寺院で大沢池の西側に広がっており、仁和寺は 「 御室御所 」 と呼ばれる宇多天皇が出家して入った寺院で阿弥三尊像を本尊とし、かつては広沢の池あたりまで伽藍が広がっていたが、応仁の乱等で衰退して現在の規模となった。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
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