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2015年06月23日

第2788問

【第2788問】
東本願寺の別邸である渉成園では、園林堂に44面の襖絵が描かれている。これを描いたのは誰か。

ア、富岡鉄斎  イ、棟方志功  ウ、鈴木松年  エ、堂本印象

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【第2788問】

<解答>  イ、棟方志功

<解説>  棟方志功 ( むなかたしこう ) は青森県出身の版画の世界的巨匠であり、戦時中の疎開先で浄土真宗の教えに触れた。親鸞聖人の700回遠忌の際に制作を依頼され、2日かけて一気に書き上げたのが現在の襖絵で、 「 天に伸(の)ぶ杉木 」 、 「 河畔の呼吸 」 の題名がある。
  富岡鉄斎 ( とみおかてっさい ) は明治21年から明治26年まで車折神社の宮司を任めており、神社には100点余りの作品が残されている。京都画壇で重きをなした鈴木松年 ( すずきしょうねん ) は、相国寺の瑞春院に 「 古松図 」 を残しており、天龍寺の法堂にも雲龍図を描いた ( 老朽化したため、現在は加山又造の絵に代わっている )。堂本印象は、東福寺・法堂、法然院・方丈、智積院・書院、西芳寺・本堂、東寺・小子房、醍醐寺・三宝院、仁和寺・黒書院などに作品を残している。(2級)

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Posted by きょうすけ at 10:00│Comments(0)建築・庭園・美術
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