2015年04月30日
第2734問
【第2734問】
建物の方丈内に狩野元信の作品をもっていた寺院といえばどこか。
ア、南禅寺 イ、大仙院 ウ、毘沙門堂 エ、大覚寺
↓解答はこちら
建物の方丈内に狩野元信の作品をもっていた寺院といえばどこか。
ア、南禅寺 イ、大仙院 ウ、毘沙門堂 エ、大覚寺
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【第2734問】
<解答> イ、大仙院
<解説> 大徳寺の塔頭寺院である大仙院の方丈は、方丈建築の中で東福寺にある塔頭・龍吟庵についで古いもので、永正6 ( 1509 ) 年に古嶽宗亘が自らの隠居所として建立したとされる。内部には日本最古の 「 床の間 」 を持ち、玄関も日本最古とされ国宝に指定されている。内部の襖絵には重要文化財に指定された 「 四季耕作図 」 ( 狩野之信筆 ) 、 「 花鳥図 」 ( 狩野元信筆 ) 、 「 瀟湘八景図 」 ( 相阿弥筆 ) 、 「 瀟湘八景図 」 ( 伝相阿弥筆 ) の4件があり、室町時代を代表する障壁画として、フランスのルーブル美術館にも出展された。現在は掛軸として改装されている。
南禅寺の方丈には狩野探幽の襖絵があり、毘沙門堂の宸殿には狩野益信の襖絵があり、大覚寺の宸殿には狩野山楽の襖絵がある。(2級)
<解答> イ、大仙院
<解説> 大徳寺の塔頭寺院である大仙院の方丈は、方丈建築の中で東福寺にある塔頭・龍吟庵についで古いもので、永正6 ( 1509 ) 年に古嶽宗亘が自らの隠居所として建立したとされる。内部には日本最古の 「 床の間 」 を持ち、玄関も日本最古とされ国宝に指定されている。内部の襖絵には重要文化財に指定された 「 四季耕作図 」 ( 狩野之信筆 ) 、 「 花鳥図 」 ( 狩野元信筆 ) 、 「 瀟湘八景図 」 ( 相阿弥筆 ) 、 「 瀟湘八景図 」 ( 伝相阿弥筆 ) の4件があり、室町時代を代表する障壁画として、フランスのルーブル美術館にも出展された。現在は掛軸として改装されている。
南禅寺の方丈には狩野探幽の襖絵があり、毘沙門堂の宸殿には狩野益信の襖絵があり、大覚寺の宸殿には狩野山楽の襖絵がある。(2級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
│建築・庭園・美術