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【第2727問】
伽藍面と称され、25の塔頭寺院をもつ寺院はどこか。

ア、大徳寺　　イ、相国寺　　ウ、東福寺　　エ、妙心寺

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【第2727問】

＜解答＞　 ウ、東福寺

＜解説＞　 東福寺は、鎌倉時代の嘉禎2 （ 1236 ） 年に、九条道家が九条家の氏寺として造営を開始した。寛元元 （ 1243 ） 年に聖一国師を開山に迎え、天台、真言、禅の各宗兼学の寺院として始まったが、その後は度重なる火災に見舞われた。しかしその都度復興して、現在も25の塔頭を持つ大寺院としての威容を誇っており、この伽藍の見事さは 「 東福寺の伽藍面 」 と称されている。
　 「 茶面 」 と称される大徳寺は22の塔頭寺院を持ち、 「 声明面 」 と称される相国寺は12の塔頭寺院を持ち、 「 算盤面 」 と称される妙心寺は46の塔頭寺院を持っている。（3級）