2015年04月16日
第2720問
【第2720問】
淳和天皇の離宮が営まれた場所に創建され、僧正遍昭が住持を勤めた寺院はどこか。
ア、妙心寺 イ、南禅寺 ウ、雲林院 エ、大覚寺
↓解答はこちら
淳和天皇の離宮が営まれた場所に創建され、僧正遍昭が住持を勤めた寺院はどこか。
ア、妙心寺 イ、南禅寺 ウ、雲林院 エ、大覚寺
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【第2720問】
<解答> ウ、雲林院
<解説> 紫野にある雲林院は、もとは淳和天皇の離宮が営まれていた場所に六歌仙のひとりである僧正遍昭によって創建された寺院である。当時は広大な寺域を有しており、桜や紅葉が美しく和歌にも詠まれ、謡曲 『 雲林院 』 の題材ともなっている。紫式部は晩年をこの付近で過ごしたとも言われ、 『 源氏物語 』 においては、光源氏の母桐壺の宮の兄の律師が籠もっている寺として登場し、光源氏も桐壺院が亡くなった後もなお藤壺の宮への思慕に悩み、数日をかけて勤行したと書かれている。
妙心寺は花園天皇の離宮が禅寺となったものであり、南禅寺は亀山上皇の造営した離宮が禅寺となったものであり、大覚寺は嵯峨天皇の離宮が真言宗寺院となったものである。(2級)
<解答> ウ、雲林院
<解説> 紫野にある雲林院は、もとは淳和天皇の離宮が営まれていた場所に六歌仙のひとりである僧正遍昭によって創建された寺院である。当時は広大な寺域を有しており、桜や紅葉が美しく和歌にも詠まれ、謡曲 『 雲林院 』 の題材ともなっている。紫式部は晩年をこの付近で過ごしたとも言われ、 『 源氏物語 』 においては、光源氏の母桐壺の宮の兄の律師が籠もっている寺として登場し、光源氏も桐壺院が亡くなった後もなお藤壺の宮への思慕に悩み、数日をかけて勤行したと書かれている。
妙心寺は花園天皇の離宮が禅寺となったものであり、南禅寺は亀山上皇の造営した離宮が禅寺となったものであり、大覚寺は嵯峨天皇の離宮が真言宗寺院となったものである。(2級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
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