目指せ！京都力アップ

【第2679問】
城陽市の寺田一帯の産土神として祀られ、本殿が重要文化財の神社はどこか。

ア、久世神社　　イ、荒見神社　　ウ、水度神社　　エ、平井神社

↓解答はこちら

【第2679問】

＜解答＞　 ウ、水度神社

＜解説＞　 水度神社 （ みとじんじゃ ） の創建は平安初期にさかのぼり、城陽市寺田一帯の産土神として、天照皇大御神 （ あまてらすすめおおみかみ ） ・高御産靈神 （ たかみむすびのかみ ） ・少童豐玉姫命 （ わだつみとよたまひめのみこと ） が祀られている。重要文化財の本殿は、文安5 （ 1488 ） の建立であり、城陽市で最も古い木造建築となっている。
　 他の選択肢も全て城陽市にある神社である。久世神社 （ くせじんじゃ ） は旧久世村の産土神として祀られており、重要文化財の本殿は、細部の様式から室町末期に建造されたと推定されている。荒見神社 （ あらみじんじゃ ） は富野・長池集落の産土神として祀られており、、重要文化財の本殿は、慶長9 （ 1604 ） 年の棟札が発見されており、その頃の創建と考えられている。平井神社 （ ひらいじんじゃ ） は平川地区の産土神として祀られており、府指定文化財の本殿は、正保2 （ 1645 ） 年の建立である。（2級）