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【第2663問】
次の日蓮宗の寺院の中で面している通りとの組み合わせで正しいものはどれか。

ア、妙顕寺・二条通　　イ、妙覚寺・寺之内通　　ウ、立本寺・七本松通　　エ、本隆寺・仁王門通

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【第2663問】

＜解答＞　 ウ、立本寺・七本松通

＜解説＞　 立本寺 （ りゅうほんじ ） は、元亨元 （ 1321 ） 年、日像が京都最初の道場として四条大宮に開いたが、比叡山の衆徒に破却され、それを再興したことに始まる。その後、後土御門天皇の勅願寺にもなり、江戸中期に現在地の七本松通に面した場所に移った。境内墓地には吉野太夫の夫である灰屋紹益や石田三成の軍師・島左近らの墓があり、本堂・刹堂 （ 鬼子母神堂 ） ・客殿・鐘楼・山門は京都市指定有形文化財に指定されている。
　 選択肢の組み合わせはすべて誤りである。妙顕寺は寺之内通に面しており、二条通に面しているのは妙伝寺である。妙覚寺は上御霊前通に面しており、寺之内通に面しているのは妙顕寺や妙蓮寺である。本隆寺は智恵光院通に面しおり、仁王門通に面しているのは、通り名の由来となった仁王門を持つ頂妙寺である。（2級）