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【第2656問】
次の国宝や重要文化財の神社建築の本殿の中で最も新しいものはどれか。

ア、北野天満宮　　イ、松尾大社　　ウ、下鴨神社　　エ、宇治上神社

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【第2656問】

＜解答＞　 ウ、下鴨神社

＜解説＞　 下鴨神社の本殿は、中央に祭神の玉依媛命 （ たまよりひめ ） を祀る東本殿と、賀茂建角身命 （ かもたけつぬみのみこと ） を祀る西本殿の二社が建ち並んでいる。伊勢神宮などと同様に、建元9 （ 1036 ） 年より元亨2 （ 1322 ） 年まで、ほぼ20年ごとに式年造替が行われてきたが、応仁の乱以降途絶えた。現在の本殿は文久3 （ 1863 ） 年に造替された建築物である。
　 国宝に指定された北野天満宮の本殿は、慶長12 （ 1607 ） 年の再建であり、重要文化財に指定された松尾大社の本殿は、応永4 （ 1378 ） 年の再建であり、国宝に指定された宇治上神社の本殿は、1060年代の建立ということが判明している。（3級）