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2015年01月26日

第2640問

【第2640問】
古嶽宗亘によって開かれた大徳寺の塔頭寺院といえばどこか。

ア、大仙院  イ、龍源院  ウ、三玄院  エ、高桐院

↓解答はこちら

【第2640問】

<解答>  ア、大仙院

<解説>  大仙院は、永正6 ( 1509 ) 年に近江の六角氏出身の古嶽宗亘 ( こがくそうこう ) によって開かれた。古嶽宗亘は一条家、三条家など貴族や武士からの崇敬厚く、大永2 ( 1522 ) 年に後柏原天皇から仏心正統禅師の名を賜り、天文5 ( 1536 ) 年には後奈良天皇から正法大聖国師の号を賜っている。その後、茶道を大成し、大徳寺の復興にも大きく貢献した千利休と生前親しく交わったことから、千利休のさらされた首を持ち帰って供養したといわれる三世・古径 ( こけい ) 和尚や、江戸初期、宮本武蔵に剣道の極意を教えたとされる七世・沢庵 ( たくあん ) 和尚など名僧を次々と輩出した。大徳寺の中にある22の塔頭寺院の中で、北派本庵として最も尊重される寺院である。
  南派本庵とされる龍源院は、東渓宗牧 ( とうけいそうぼく ) によって開かれ、石田三成の墓がある三玄院は、春屋宗園 ( しゅんおくそうえん ) によって開かれ、細川忠興が開基である高桐院は、玉甫紹琮 ( ぎょくほじょうそう ) によって開かれた。(3級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
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