2015年01月11日
第2625問
【第2625問】
豊臣秀吉からの宗門布教の許状を門に掲げている社寺はどこか。
ア、頂妙寺 イ、知恩院 ウ、二尊院 エ、豊国神社
↓解答はこちら
豊臣秀吉からの宗門布教の許状を門に掲げている社寺はどこか。
ア、頂妙寺 イ、知恩院 ウ、二尊院 エ、豊国神社
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【第2625問】
<解答> ア、頂妙寺
<解説> 頂妙寺は日蓮宗の大本山の寺院であり、文明5 ( 1473 ) 年に日祝が細川勝益の寄進によって創建した。その後、市内を転々とし、天文法華の乱を経て寛文13 ( 1673 ) 年に現在地に移転した。現在の建物は、天明8 ( 1788 ) 年の天明の大火の後に再建されたものである。仁王門通の由来となった仁王門には、持国天と多聞天 ( 毘沙門天 ) が祀られており、豊臣秀吉から送られた宗門布教の許状が掲げられている ( 実際の書は前田玄以によるもの ) 。さらにその上には、東山天皇の筆による 「 聞法山 」 という額も掲げられている。また俵屋宗達の菩提寺であったことから、琳派400年にあたる今年 ( 2015年 ) に 「 京の冬の旅 」 で建物内部も特別公開されており、俵屋宗達筆の 「 牛図 」 や宗達の墓を拝観できる。
知恩院の三門には霊元天皇からの 「 華頂山 」 の額が、二尊院の唐門には後柏原天皇からの 「 小倉山 」 の額が、豊国神社の唐門の額には後陽成天皇からの 「 豊国大明神 」 の額が掲げられている。(2級)
<解答> ア、頂妙寺
<解説> 頂妙寺は日蓮宗の大本山の寺院であり、文明5 ( 1473 ) 年に日祝が細川勝益の寄進によって創建した。その後、市内を転々とし、天文法華の乱を経て寛文13 ( 1673 ) 年に現在地に移転した。現在の建物は、天明8 ( 1788 ) 年の天明の大火の後に再建されたものである。仁王門通の由来となった仁王門には、持国天と多聞天 ( 毘沙門天 ) が祀られており、豊臣秀吉から送られた宗門布教の許状が掲げられている ( 実際の書は前田玄以によるもの ) 。さらにその上には、東山天皇の筆による 「 聞法山 」 という額も掲げられている。また俵屋宗達の菩提寺であったことから、琳派400年にあたる今年 ( 2015年 ) に 「 京の冬の旅 」 で建物内部も特別公開されており、俵屋宗達筆の 「 牛図 」 や宗達の墓を拝観できる。
知恩院の三門には霊元天皇からの 「 華頂山 」 の額が、二尊院の唐門には後柏原天皇からの 「 小倉山 」 の額が、豊国神社の唐門の額には後陽成天皇からの 「 豊国大明神 」 の額が掲げられている。(2級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
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