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2014年12月31日

第2614問

【第2614問】
次のうち最も古い梵鐘をもつ寺院はどこか。

ア、方広寺  イ、妙心寺  ウ、知恩院  エ、平等院

↓解答はこちら

【第2614問】

<解答>  イ、妙心寺

<解説>  妙心寺の法堂に安置されている梵鐘は、音色が雅楽の黄鐘調 ( おうじきちょう ) に合うことから古来 「 黄鐘調の鐘 」 として知られ、近くの双ヶ丘に住んで 『 徒然草 』 を執筆した吉田兼好も梵鐘について言及している。西暦698年にあたる年の銘文があることから、日本最古の梵鐘とされる。現在の福岡県で制作したと考えられ、同形同大の梵鐘 ( 国宝 ) が福岡県の観世音寺 ( かんぜおんじ ) に残っている。
  方広寺の梵鐘は豊臣秀頼の造営で日本で最も重い鐘とされ、知恩院の梵鐘は徳川家光の造営で日本で最も大きい鐘とされ、平等院の梵鐘は藤原頼通の造営で、 「 姿形の平等院 」 の鐘として日本三名鐘の一つに選ばれている。(3級)


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Posted by きょうすけ at 23:38│Comments(0)建築・庭園・美術
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