2014年12月18日
第2601問
【第2601問】
千利休が造ったとされる国宝の茶室といえばどれか。
ア、密庵 イ、待庵 ウ、如庵 エ、遺芳庵
↓解答はこちら
千利休が造ったとされる国宝の茶室といえばどれか。
ア、密庵 イ、待庵 ウ、如庵 エ、遺芳庵
↓解答はこちら
【第2601問】
<解答> イ、待庵
<解説> 大山崎の妙喜庵にある待庵 ( たいあん ) は日本最古の茶室建造物であり、千利休作とされる唯一の現存茶室である。山崎の合戦のおり、羽柴秀吉の命によって、千利休が陣中に建てた二畳隅炉の茶室を解体し移築したと伝えられている。室内の壁は藁すさを見せる荒壁仕上げで、床の奥の柱、天井とも土で塗りまわした 「 室床 ( むろどこ ) 」 によって二畳という狭さを感じることはない。随所に竹材が使われており、3箇所に下地窓、連子窓を開けることによって、自由な外光の取入れも実現している。
国宝である密庵 ( みったん ) 、は大徳寺の龍光院にある茶室であり、同じく国宝である如庵 ( じょあん ) は、かつては建仁寺に住んだ織田有楽斎が好みによって造った茶室であり、遺芳庵 ( いほうあん ) は常照寺にある吉野太夫好みの茶室である。(2級)
<解答> イ、待庵
<解説> 大山崎の妙喜庵にある待庵 ( たいあん ) は日本最古の茶室建造物であり、千利休作とされる唯一の現存茶室である。山崎の合戦のおり、羽柴秀吉の命によって、千利休が陣中に建てた二畳隅炉の茶室を解体し移築したと伝えられている。室内の壁は藁すさを見せる荒壁仕上げで、床の奥の柱、天井とも土で塗りまわした 「 室床 ( むろどこ ) 」 によって二畳という狭さを感じることはない。随所に竹材が使われており、3箇所に下地窓、連子窓を開けることによって、自由な外光の取入れも実現している。
国宝である密庵 ( みったん ) 、は大徳寺の龍光院にある茶室であり、同じく国宝である如庵 ( じょあん ) は、かつては建仁寺に住んだ織田有楽斎が好みによって造った茶室であり、遺芳庵 ( いほうあん ) は常照寺にある吉野太夫好みの茶室である。(2級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
│芸術・文化