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【第2600問】
京都の裏鬼門に位置する石清水八幡宮はどの山の上に創建されたか。

ア、船岡山　　イ、稲荷山　　ウ、男山　　エ、吉田山

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【第2600問】

＜解答＞　 ウ、男山

＜解説＞　 石清水八幡宮は、貞観元 （ 859 ） 年、空海の弟子であった南都大安寺の僧行教が宇佐神宮に参詣した折に神託を受け、翌年清和天皇の命により男山に創建された。以来、京都の北東にある比叡山延暦寺と対して京都の南西の裏鬼門を守護する王城守護の神、王権・水運の神として皇室・朝廷より篤い信仰を受け、また源氏も氏神として信仰したことから武神・弓矢の神・必勝の神として崇敬されてきた。
　 京都の北を守る山である船岡山は、明治43 （ 1910 ） 年に山中に建勲神社が移建されている。稲荷山には、和銅4 （ 711 ） 年に稲荷神が鎮座して伏見稲荷大社が創建され、吉田山には、貞観元 （ 859 ） 年に藤原山蔭によって吉田神社が創建された。（3級）