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【第2582問】
世界文化遺産の醍醐寺の鎮守社といえばどこか。

ア、福王子神社　　イ、地主神社　　ウ、長尾天満宮　　エ、県神社

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【第2582問】

＜解答＞　 ウ、長尾天満宮

＜解説＞　 長尾天満宮は醍醐寺が創建された同時期に創建された鎮守社である。祭神は醍醐寺を開いた聖宝と親交のあった菅原道真であり、境内には、道真が大宰府で亡くなった後に送られた衣服と遺物を埋めた菅公衣裳塚もある。なお創建については、豊臣秀吉が醍醐寺を再興した際に、金堂の移築に関してかかわった大工に次々と不幸が起き、これは醍醐天皇によって左遷された道真の恨みによるものではないかと噂がたったことから、秀吉が長尾天満宮を造営したとの話も残っている。
　光孝天皇の后である班子皇后が祭神の福王子神社 （ ふくおうじじんじゃ ） は、世界遺産の仁和寺の鎮守社であり、縁結びのご利益が人気の地主神社 （ じしゅじんじゃ ） は、世界遺産の清水寺の鎮守社であり、奇祭で知られる県祭で知られる県神社 （ あがたじんじゃ ） は、世界遺産の平等院の鎮守社である。（2級）