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【第2575問】
松久朋琳・松久宗琳が刻んだ仏像を祀っている寺院はどこか。

ア、智積院　　イ、天龍寺　　ウ、大覚寺　　エ、愛宕念仏寺

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【第2575問】

＜解答＞　 ウ、大覚寺　

＜解説＞　 大覚寺は平安時代初期、嵯峨天皇がこの地に離宮を営んだことに始まる。嵯峨天皇の信頼を得ていた空海は、天皇の命により離宮内に五大明王を安置する堂を建てたとされる。その本尊である五大明王は焼失し、現存する明円によって造られた五大明王は宝物館に安置されていることから、現在の本堂 （ 五大堂 ） には、新たに松久朋琳・松久宗琳 （ まるひさほうりん・まつひさそうりん ） が刻んだ五大明王が祀られている。
　 その他の選択肢は、すべて仏師・西村公朝が残した仏像を所蔵する寺院である。智積院は、本尊である大日如来坐像、天龍寺には飛雲観音、愛宕念仏寺にはふれあい観音を残している。（2級）