2014年10月19日
第2542問
【第2542問】
真如堂の本尊である阿弥陀如来は通称なんと呼ばれているか。
ア、証拠の阿弥陀 イ、うなずきの阿弥陀 ウ、見返り阿弥陀 エ、霧がくれの弥陀
↓解答はこちら
真如堂の本尊である阿弥陀如来は通称なんと呼ばれているか。
ア、証拠の阿弥陀 イ、うなずきの阿弥陀 ウ、見返り阿弥陀 エ、霧がくれの弥陀
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【第2542問】
<解答> イ、うなずきの阿弥陀
<解説> 真如堂は、永観2 ( 984 ) 年、比叡山の僧である戒算 ( かいさん ) が、比叡山常行堂の本尊阿弥陀如来を安置したのが始まりである。不断念仏の道場として、念仏行者や庶民、特に女性の信仰を得てきた。しかし、応仁の乱をはじめ度重なる火災により堂塔は焼失し、その都度、京都市内の何カ所かを転々としたのち、元禄6 ( 1693 ) 年に現在の旧地に再建された。本尊の阿弥陀如来は 「 うなずきの阿弥陀 」 と称されており、作者である慈覚大師が、 「 比叡山にいる修行者を守護して下され 」 と祈ると首を横に振り、 「 では衆生、特に女性をお救い下され 」 と祈るとうなずいた逸話から名がついた。
「 証拠の阿弥陀 」 は大原の勝林院の本尊であり、 「 見返りの阿弥陀 」 は紅葉で名高い永観堂の本尊であり、 「 霧がくれの弥陀 」 は木幡にある願行寺の本尊である。(3級)
<解答> イ、うなずきの阿弥陀
<解説> 真如堂は、永観2 ( 984 ) 年、比叡山の僧である戒算 ( かいさん ) が、比叡山常行堂の本尊阿弥陀如来を安置したのが始まりである。不断念仏の道場として、念仏行者や庶民、特に女性の信仰を得てきた。しかし、応仁の乱をはじめ度重なる火災により堂塔は焼失し、その都度、京都市内の何カ所かを転々としたのち、元禄6 ( 1693 ) 年に現在の旧地に再建された。本尊の阿弥陀如来は 「 うなずきの阿弥陀 」 と称されており、作者である慈覚大師が、 「 比叡山にいる修行者を守護して下され 」 と祈ると首を横に振り、 「 では衆生、特に女性をお救い下され 」 と祈るとうなずいた逸話から名がついた。
「 証拠の阿弥陀 」 は大原の勝林院の本尊であり、 「 見返りの阿弥陀 」 は紅葉で名高い永観堂の本尊であり、 「 霧がくれの弥陀 」 は木幡にある願行寺の本尊である。(3級)
Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)
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