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2014年08月19日

第2481問

【第2481問】
北山文化の象徴として挙げられるものはどれか。

ア、侘び茶  イ、能楽  ウ、香道  エ、書院造

↓解答はこちら

【第2481問】

<解答>  イ、能楽

<解説>  北山文化の代表的なものとして能楽が挙げられる。足利義満の時代、結崎座出身の観阿弥が曲舞の旋律を取り入れた猿楽能を発展させ、子の世阿弥ともに人気を博していた。特に足利義満は、17歳の時に新熊野神社にて12歳の世阿弥の能を見て心酔し、以来世阿弥の活動を保護した。それによって世阿弥は父の能をさらに昇華させた幽玄な能を完成させ、現在に至る能の世界を作り上げたのである。また後世にその精神を伝えるべく 『 風姿花伝 』 などの名著も残している。
  その他の選択肢である村田珠光が提唱した侘び茶、足利義政の時代に端を発する香道、義政の造営した銀閣寺に見られる書院造は、いずれも東山文化に分類される。(3級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)芸術・文化
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