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2014年08月14日

第2476問

【第2476問】
幕末に密議が開かれた茶室 「 郭公亭 」 どこの寺院にあったか。

ア、退耕庵  イ、等持院  ウ、清閑寺  エ、泉涌寺・来迎院

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【第2476問】

<解答>  ウ、清閑寺

<解説>  清閑寺は、延暦21 ( 802 ) 年に天台宗の寺として創建され、応仁の乱で焼失後、慶長年間 ( 1596 ~ 1615年 ) に性盛によって再興された。平安末期、高倉天皇の寵愛を受けた小督局は、平清盛の怒りに触れ、この寺で出家させられている。また境内にあった茶室 「 郭公亭 ( かっこうてい ) 」 は、幕末に西郷隆盛と清水寺の成就院住職・月照上人が密談した場所として知られている。
  東福寺の退耕庵には、関ヶ原の戦いの前に石田三成や安国寺恵瓊が密議を開いた茶室・作夢軒 ( さくむけん ) がある。幕末に、所蔵している足利家歴代将軍の木像が鴨川で晒された等持院には、足利義政好みの茶室・清漣亭 ( せいれんてい ) がある。江戸中期に、大石内蔵助が檀家となった泉涌寺来迎院には、内蔵助が寄進した茶室・含水軒 ( がんすいけん ) がある。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
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