2014年06月28日
第2429問
【第2429問】
次のうち方丈が国宝建築の寺院といえばどこか。
ア、龍吟庵 イ、天龍寺 ウ、龍安寺 エ、龍源院
↓解答はこちら
次のうち方丈が国宝建築の寺院といえばどこか。
ア、龍吟庵 イ、天龍寺 ウ、龍安寺 エ、龍源院
↓解答はこちら
【第2429問】
<解答> ア、龍吟庵
<解説> 東福寺の塔頭である龍吟庵 ( りょうぎんあん ) は、東福寺第三世である無関普門の墓所として鎌倉末期に創建された。中心となる方丈は嘉慶元 ( 1387 ) 年の造営で、応仁の乱で焼失を免れた日本最古の方丈建築とされる。中央の間を特に広くし、北室も当初は複数の小部屋であったとされ、寝殿造の趣をもった蔀戸や妻戸などからも、方丈と住宅建築の古式を現在に伝えている。また足利義満筆の額字がかかげられており、桃山時代の庫裏や表門も重要文化財に指定されている。
天龍寺は幕末の火災でほぼ全焼しており、大方丈は明治32 ( 1899 ) 年の建築であり、小方丈は大正13 ( 1924 ) 年の建築である。龍安寺の方丈は塔頭である西源院から移築したものであり、重要文化財に指定されている。龍源院 ( りょうげんいん ) の方丈は、永正14 ( 1517 ) 年頃に造営されたもので、重要文化財に指定されている。(2級)
<解答> ア、龍吟庵
<解説> 東福寺の塔頭である龍吟庵 ( りょうぎんあん ) は、東福寺第三世である無関普門の墓所として鎌倉末期に創建された。中心となる方丈は嘉慶元 ( 1387 ) 年の造営で、応仁の乱で焼失を免れた日本最古の方丈建築とされる。中央の間を特に広くし、北室も当初は複数の小部屋であったとされ、寝殿造の趣をもった蔀戸や妻戸などからも、方丈と住宅建築の古式を現在に伝えている。また足利義満筆の額字がかかげられており、桃山時代の庫裏や表門も重要文化財に指定されている。
天龍寺は幕末の火災でほぼ全焼しており、大方丈は明治32 ( 1899 ) 年の建築であり、小方丈は大正13 ( 1924 ) 年の建築である。龍安寺の方丈は塔頭である西源院から移築したものであり、重要文化財に指定されている。龍源院 ( りょうげんいん ) の方丈は、永正14 ( 1517 ) 年頃に造営されたもので、重要文化財に指定されている。(2級)
Posted by きょうすけ at 15:03│Comments(0)
│建築・庭園・美術