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2014年04月29日

第2369問

【第2369問】
黄檗宗の僧侶であった高遊外が設けた茶室はどれか。

ア、清漣亭  イ、遼廓亭  ウ、通仙亭  エ、郭公亭

↓解答はこちら

【第2369問】

<解答>  ウ、通仙亭

<解説>  高遊外 ( こうゆうがい ) は、萬福寺で修業をした黄檗宗の僧侶で、九州で師に仕えていたが、師の最後を看取った後に上洛して、市民相手に煎茶を売り始めた。永享19 ( 1734 ) 年には東山に茶室通仙亭 ( つうせんてい ) を設け、さらに煎茶道の普及を図ったという。そのため一般的には 「 売茶翁 ( ばいさおう ) 」 と呼ばれ、煎茶道の中興の祖とされている。萬福寺境内には、高遊外のゆかりの寺院であることから 「 売茶堂 」 が建てられている。
  清漣亭 ( せいれんてい ) は、足利義政の好みで造られた等持院の茶室であり、遼廓亭 ( りょうかくてい ) は、尾形光琳の屋敷から移された仁和寺の茶室であり、郭公亭 ( かっこうてい ) は、西郷隆盛が月照上人と密談した清閑寺の茶室である ( 現在は石碑のみ残る )。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)芸術・文化
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