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【第2338問】
次のうち醍醐寺の三宝院にないものはどれか。

ア、快慶作の弥勒菩薩　　イ、藤戸石　　ウ、醍醐棚　　エ、清滝宮拝殿

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【第2338問】

＜解答＞　エ、清滝宮拝殿

＜解説＞　清滝宮拝殿 （ せいりゅうぐうはいでん ） は、醍醐寺の鎮守社である清滝宮にお参りするための建物で、上醍醐と下醍醐にそれぞれ建てられており、上醍醐の清滝宮拝殿は国宝に指定されている。なお下醍醐の清滝宮本殿は重要文化財となっており、下醍醐の清滝宮拝殿の前からは五重塔が美しく見える。
　 下醍醐の中心をなす三宝院は、永久3 （ 1115 ） 年に醍醐寺14代座主勝覚によって開かれた。特別史跡及び特別名勝に指定された庭園には、天下の名石である藤戸石 （ ふじといし ） が置かれ、本堂 （ 護摩堂 ） には重要文化財に指定された快慶作の弥勒菩薩を祀っている。また江戸初期に造営された奥宸殿には、天下三名棚の一つである醍醐棚が設置されている。（3級）