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2014年03月16日

第2325問

【第2325問】
仁和寺の黒書院には誰の筆による襖絵が描かれているか。

ア、今尾景年  イ、鈴木松年  ウ、堂本印象  エ、奥田元宋

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【第2325問】

<解答> ウ、堂本印象

<解説> 仁和寺の仁和寺御殿は、明治に入って焼失したため、その後順次再建された。御殿の中の黒書院は、明治42 ( 1909 ) 年に再建され、内部は昭和12 ( 1937 ) 年に堂本印象によって描かれた襖絵が飾られている。堂本印象は、他にも多くの寺院の襖絵を担当しており、西芳寺、智積院、醍醐寺三宝院、法然院などに作品が残る。
 今尾景年 ( いまおけいねん ) の京都における代表作は、南禅寺法堂の幡龍図であり、明治42 ( 1909 ) 年の再建時に描かれた。鈴木松年 ( すずきしょうねん ) の京都における代表作は、天龍寺法堂の雲龍図であったが、破損が激しくなり、現在は加山又造作の雲龍図に替えられた。他にも相国寺瑞春院書院に 「 古松図 」 がある。奥田元宋 ( おくだげんそう ) の京都における作品は、銀閣寺の庫裏、大玄関、弄清亭 ( ろうせいてい ) の襖絵が挙げられる。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:04│Comments(0)建築・庭園・美術
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