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【第2323問】
岡崎に相次いで建立された 「 六勝寺 」 とその創建者について、誤っている組合せはどれか｡

ア、崇徳天皇･延勝寺 イ、鳥羽天皇･最勝寺
ウ、堀河天皇･尊勝寺 エ、白河天皇・法勝寺

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【第2323問】

＜解答＞ ア、崇徳天皇･延勝寺

＜解説＞ 平安後期になると、平安京の東西における最大の大路であった二条大路が東へ延長され、二条大橋から東側 （ 現在の岡崎にあたる ） にさらに街が広がるようになった。新たに造られた街には、武士を登用して権勢を高めた白河天皇が法勝寺を創建し、シンボル的存在として高さ約80メートルとされる八角九重塔を建立した。その後はこれに倣うかのように、堀河天皇の御願によって尊勝寺が、鳥羽天皇の御願によって最勝寺が、鳥羽天皇の皇后である待賢門院によって円勝寺が、崇徳天皇の御願によって成勝寺が、近衛天皇の御願によって延勝寺が建立され、合わせて 「 六勝寺 」 （ りくしょうじ ） と総称された。（2級）