京つう

歴史・文化・祭り  |洛中

新規登録ログインヘルプ


2014年03月13日

第2322問

【第2322問】
豊臣秀吉の家臣の中で千利休の高弟となった人物は誰か。

ア、福島正則  イ、加藤清正  ウ、細川忠興  エ、石田三成

↓解答はこちら

【第2322問】

<解答> ウ、細川忠興

<解説> 細川家は、室町幕府の管領職になるなど足利家に仕えてきた家柄であり、戦国の乱世に当主であった細川幽斎 ( ほそかわゆうさい ) は、古今伝授まで受けるなど、文化人としても名をはせていた。その息子であった細川忠興 ( ほそかわただおき ) は、織田信長に仕える勇猛果敢な戦国武将であった反面、千利休が提唱した茶道の世界にものめりこみ、とりわけ千利休の高弟として頭角を現した。利休が後に秀吉の勘気を被って堺へ追放になった際にも、多くの大名が秀吉を恐れて見送りを憚ったが、古田織部とともに利休を見送ったという逸話が残っている。細川忠興の創建した高桐院内の忠興の墓は、千利休遺愛の 「 欠け灯籠 」 が墓石となっており、子弟の絆の深さを後世に伝えている。
  福島正則加藤清正は、利休が活躍した時代にはもっぱら秀吉の手足となって戦場を駆け巡っており、利休との接点は少ない。また秀吉の側近として活躍した石田三成は、利休と接する機会が多かったが、茶道にそれほど興味を示さず、むしろ秀吉政権下で大きな権力を持つようになった利休を警戒したという。(3級)

同じカテゴリー(歴史・史跡)の記事画像
第839問
第468問
第438問
第94問
同じカテゴリー(歴史・史跡)の記事
 第3309問 (2016-11-27 23:59)
 第3299問 (2016-11-17 23:59)
 第3298問 (2016-11-16 23:59)
 第3297問 (2016-11-15 23:59)
 第3292問 (2016-11-10 23:59)
 第3287問 (2016-11-05 23:59)

Posted by きょうすけ at 10:00│Comments(0)歴史・史跡
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。