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2014年01月28日

第2278問

【第2278問】
南山城地域にある寺院で、本当に手が千本ついた千手観音を持つ寺院はどこか。

ア、笠置寺  イ、寿宝寺  ウ、禅定寺  エ、神童寺

↓解答はこちら

【第2278問】

<解答> イ、寿宝寺 

<解説> 寿宝寺 ( じゅほうじ ) は、文武天皇慶雲元 ( 704 ) 年創建と伝えられる。高野山真言宗金剛峯寺派の寺院で、かつては 「 山本の大寺 」 と呼ばれ、壮大な七堂伽藍を備えていた。現在静かに流れる木津川は、かつては氾濫の多い川で、その度に移転を重ね、現在の場所に移った。本尊は重要文化財の十一面千手千眼観音菩薩立像で、大阪河内の葛井寺 、奈良の唐招提寺の千手観音と並び、日本に3体しかない実際に千の手を持つ十一面千手千眼観音菩薩像として知られている。
  後醍醐天皇や貞慶上人ゆかりの笠置寺 ( かさぎでら ) は、高さ15メートルの岩肌に掘られた本尊弥勒磨崖仏で知られており、 宇治田原町にある禅定寺 ( ぜんじょうじ ) は重要文化財の十一面観音立像を持ち、神童寺 ( じんどうじ ) は本尊の蔵王権現像をはじめ珍しい白不動など多くの仏像を所蔵している。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
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