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【第2236問】
「禁門の変 」 において、御所の南西角にある椋の木で戦死したとされる人物は誰か。

ア、吉田稔麿　　イ、来島又兵衛　　ウ、久坂玄瑞　　エ、真木泉

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【第2236問】

＜解答＞　イ、来島又兵衛

＜解説＞　長州藩士の来島又兵衛 （ きじままたべえ ） は、 「 禁門の変 」 において攻め手の一翼を担い、蛤御門を突破して御所に迫ったが、御所の南西角にある椋の木の下あたりで、射撃の名手であった薩摩藩士の川路利良 （ かわじとしよし ） によって狙撃され、深手を負って自刃した。これによって長州藩は劣勢に陥り、退却することとなった。先の池田屋事変で亡くなった吉田稔麿 （ よしだとしまろ ） とともに、松下村塾四天王の一人であった久坂玄瑞 （ くさかげんずい ） も、この戦いで自害して果て、久留米藩士の真木泉 （ まきいずみ ） が率いた軍勢も、天王山に拠ったものの、新選組らの追手から逃れにくいと知るや自刃した。（2級）