京つう

歴史・文化・祭り  |洛中

新規登録ログインヘルプ


2013年10月31日

第2189問

【第2189問】
清水寺の本尊は十一面千手観音であるが、その脇侍の組み合わせとして正しいものはどれか。

ア、地蔵菩薩と虚空蔵菩薩  イ、吉祥天と善膩師童子
ウ、毘沙門天と不動明王  エ、毘沙門天像と地蔵菩薩

↓解答はこちら

【第2189問】

<解答> エ、毘沙門天像と地蔵菩薩

<解説> 清水寺の本尊は十一面千手観音立像で、頭の上で合掌して化仏 ( けぶつ ) を戴いている姿が清水寺独自のものであることから 「 清水型観音 」 と呼ばれている。脇侍は通常真言宗や天台宗では、本尊が十一面観音である場合、左右に毘沙門天と不動明王を安置する形が多いが、清水寺の本尊の脇侍は毘沙門天と地蔵菩薩である。
  地蔵菩薩と虚空蔵菩薩が脇侍であるのは、広隆寺の講堂であり、その本尊は阿弥陀如来坐像である。吉祥天と善膩師童子は毘沙門天の脇侍であり、一説には吉祥天が毘沙門天の妻であり、善膩師童子はその子供であるとされる。京都では、鞍馬寺の国宝の毘沙門天立像と二体の脇侍が代表例である。(2級)

同じカテゴリー(神社・寺院)の記事画像
第2492問
第2329問
第2261問
第1784問
第1639問
第1634問
同じカテゴリー(神社・寺院)の記事
 第3321問 (2016-12-09 23:59)
 第3320問 (2016-12-08 23:59)
 第3317問 (2016-12-05 23:59)
 第3316問 (2016-12-04 23:59)
 第3315問 (2016-12-03 23:59)
 第3314問 (2016-12-02 23:59)

Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)神社・寺院
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。