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2013年10月30日

第2188問

【第2188問】
枳殻邸と称される渉成園にある建物はどれか。

ア、呑湖閣  イ、飛雲閣  ウ、傍花閣  エ、伝衣閣

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【第2188問】

<解答> ウ、傍花閣

<解説> 渉成園は、寛永18 ( 1641 ) 年に徳川家光によって東本願寺に土地が与えられ、別邸として造営された池泉回遊式庭園である。作庭には石川丈山の趣向を入れた作庭がなされ、全敷地の6分の1を占める広大な印月池をはじめとする頼山陽撰の十三景が広がっている。中でも一風変わった外観を持つ傍花閣 ( ぼうかかく ) は、園林堂の東方、園内の最も要な位置を占め、東向きに建てられている望楼を兼ねた門である。二階建で、左右側面に山廊を配して高欄付きの階段と屋根を上層に向かって架け、階上は四畳半で明障子を使用して開放的に構成され、天井には磁石板に十二支を配した珍しい意匠が施されている。
  呑湖閣 ( どんこかく ) は大徳寺の芳春院にあり、飛雲閣 ( ひうんかく ) は西本願寺にあり、伝衣閣 ( でんねかく ) は東福寺の開山堂にある。(2級)

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Posted by きょうすけ at 23:59│Comments(0)建築・庭園・美術
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