2013年10月16日
第2175問
【第2175問】
嵯峨野にある御髪神社のご祭神は誰か。
ア、藤原山蔭 イ、藤原采女亮政之 ウ、藤原良相 エ、藤原百川
↓解答はこちら
嵯峨野にある御髪神社のご祭神は誰か。
ア、藤原山蔭 イ、藤原采女亮政之 ウ、藤原良相 エ、藤原百川
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【第2175問】
<解答> イ、藤原采女亮政之
<解説> 御髪神社 ( みかみじんじゃ ) の祭神にまつわる話には次のような逸話が残っている。鎌倉時代の亀山天皇の御世、藤原基春は皇居の守護をしていたが、宮中の大事な宝剣を失ってしまい、それを探すべく職を辞して全国を行脚した。その結果、蒙古襲来で多くの武士が集まっている下関に居を構えることとなり、その三男であった藤原采女亮政之 ( うねめのすけまさゆき ) 公は、生活の足しにするためその地にて髪結職を日本で初めて開始した。その腕は大変評判を呼び、その後鎌倉に移ってからもその職を全うしたという。 現在の御髪神社は、政之公と最も由縁の深い亀山天皇御陵に程近い小倉山の麓に昭和36 ( 1961 ) 年に建立された。 「 髪 」 すなわち 「 神 」 に通ずるものとして、主神の政之公を祀り、境内の右奥には献髪を納祭した髪塚もある。
藤原山陰 ( やまかげ ) は吉田神社の境内にある山陰神社の祭神であり、藤原良相 ( よしすけ ) は武信稲荷神社を創建した人物であり、藤原百川 ( ももかわ ) は和気清麻呂公が主祭神となっている護王神社に祭神として配祀されている。(3級)
<解答> イ、藤原采女亮政之
<解説> 御髪神社 ( みかみじんじゃ ) の祭神にまつわる話には次のような逸話が残っている。鎌倉時代の亀山天皇の御世、藤原基春は皇居の守護をしていたが、宮中の大事な宝剣を失ってしまい、それを探すべく職を辞して全国を行脚した。その結果、蒙古襲来で多くの武士が集まっている下関に居を構えることとなり、その三男であった藤原采女亮政之 ( うねめのすけまさゆき ) 公は、生活の足しにするためその地にて髪結職を日本で初めて開始した。その腕は大変評判を呼び、その後鎌倉に移ってからもその職を全うしたという。 現在の御髪神社は、政之公と最も由縁の深い亀山天皇御陵に程近い小倉山の麓に昭和36 ( 1961 ) 年に建立された。 「 髪 」 すなわち 「 神 」 に通ずるものとして、主神の政之公を祀り、境内の右奥には献髪を納祭した髪塚もある。
藤原山陰 ( やまかげ ) は吉田神社の境内にある山陰神社の祭神であり、藤原良相 ( よしすけ ) は武信稲荷神社を創建した人物であり、藤原百川 ( ももかわ ) は和気清麻呂公が主祭神となっている護王神社に祭神として配祀されている。(3級)
Posted by きょうすけ at 10:00│Comments(0)
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