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【第2129問】
次の国宝絵画において制作年代が古い順番に並んでいるものはどれか。

ア、不動明王二童子像・青蓮院蔵 → 山越阿弥陀図・禅林寺蔵 →
　　 → 絵因果経・上品蓮台寺蔵 → 天橋立図・雪舟作
イ、山越阿弥陀図・禅林寺蔵 → 不動明王二童子像・青蓮院蔵 →
　　 → 天橋立図・雪舟作 → 　絵因果経・上品蓮台寺蔵
ウ、 絵因果経・上品蓮台寺蔵 → 不動明王二童子像・青蓮院蔵 →
　　→　山越阿弥陀図・禅林寺蔵 → 天橋立図・雪舟作
エ、不動明王二童子像・青蓮院蔵 → 絵因果経・上品蓮台寺蔵 →
　 →　天橋立図・雪舟作 → 山越阿弥陀図・禅林寺蔵

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【第2129問】

＜解答＞　ウ、 絵因果経・上品蓮台寺蔵 → 不動明王二童子像・青蓮院蔵 →
　　　　　　　　　→　山越阿弥陀図・禅林寺蔵 →　天橋立図・雪舟作

＜解説＞　全て公式テキストに写真入りで紹介されている重要絵画である。京都の絵画でも最も古い部類に属する上品蓮台寺の絵因果経は奈良時代の作であり、大津の園城寺の黄不動、高野山の明王院の赤不動とともに三不動の一つである青蓮院の不動明王二童子像は11世紀前半の作であり、永観堂こと禅林寺に所蔵される山越阿弥陀図は鎌倉時代の作であり、京都国立博物館に所蔵される雪舟筆の天橋立図は室町時代の作である。（3級）