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【第2099問】
儒学者であった伊藤仁斎・東涯の私塾といえばどれか。

ア、歌仙堂　　イ、古義堂　　ウ、随求堂　　エ、東求堂

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【第2099問】

＜解答＞　イ、古義堂
　

＜解説＞　古義堂は、江戸時代の儒学者である伊藤仁斎・東涯父子が開いた私塾である。伊藤仁斎は京都の生まれで、古義学を提唱し、東涯もその後を継いで古義学の興隆の基礎を築くとともに、父仁斎の遺した著書の編集・刊行につとめた。現在も堀川出水下ル東側に、跡地が現存し、 「 伊藤仁斎宅 （ 古義堂 ） 跡ならびに書庫 」 として国の史跡に指定を受けている。
　 圓徳院にある歌仙堂には、歌仙として多くの歌を残した木下長嘯子が祀られている。清水寺にある随求堂では、胎内めぐりを行うことができる。銀閣寺の東求堂は、足利義政が造営した当時の貴重なもので、書院造の源流となった歴史的建築物である。（3級）