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2013年06月21日

第2060問

【第2060問】
建仁寺の塔頭寺院で半夏生の名所として知られているのはどこか。

ア、両足院  イ、正伝永源院  ウ、大統院  エ、禅居庵

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【第2060問】

<解答> ア、両足院

<解説>  両足院 ( りょうそくいん ) は、建仁寺の開山・栄西禅師の法脈を受け継ぐ龍山徳見 ( りゅうざんとっけん ) 禅師を開山とする臨済宗建仁寺派の塔頭寺院である。室町中期まで 「 五山文学 」 の最高峰の寺院であり、 「 学問面 」 と称される建仁寺の本流を担った。本堂は本尊である阿弥陀如来立像を祀り、庭園は白砂と苔に青松が美しい唐門前庭、枯山水庭園の方丈前庭、そして京都府指定名勝庭園の池泉廻遊式庭園で構成されている。6月に入ると半夏生が、まるで白い可憐な花が咲いた様に池辺を彩り、池の北側には織田信長の弟織田有楽斎好みの如庵の写し 「 水月亭 」 、その右には 「 臨池亭 」 が並んでいる。
 正伝永源院 ( しょうでんえいげんいん ) は、建仁寺の北側にある織田有楽斎ゆかりの塔頭寺院であり、かつては国宝の如庵もここにあり、現在も有楽斎の遺品や墓もある。大統院 ( だいとういん ) は、建仁寺境内の南東に位置する塔頭寺院であり、寺宝として円山応挙筆 「 幽霊図 」 、鈴木松年筆 「 髑髏図 」 などがある。禅居庵 ( ぜんきょあん ) は、建仁寺境内の南西に位置する塔頭寺院であり、本尊に摩利支天を祀ることから、その使いとされるイノシシゆかりの寺院として知られている。(2級)

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Posted by きょうすけ at 10:00│Comments(0)神社・寺院
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