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【第2058問】
妙心寺の塔頭寺院の中で、春日局の菩提寺といえばどこか。

ア、大通院　　イ、麟祥院　　ウ、寿聖院　　エ、海福院

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【第2058問】

＜解答＞　イ、麟祥院
　　

＜解説＞　麟祥院 （ りんしょういん ） は、寛永11 （ 1634 ） 年に徳川家光によって春日局の菩提を弔うために創建された妙心寺の塔頭寺院である。霊屋内陣に安置する春日局木像は小堀遠州作と伝えられ、墓地には春日局が嫁いだ稲葉家の墓のほか、柳生新陰流を創始した柳生石舟斎宗厳の孫、兵庫助長厳の墓もある。
　 他の選択肢も全て妙心寺の塔頭寺院である。大通院 （ だいつういん ） は土佐藩山内家の菩提寺であり、山内一豊とその妻千代を祀っている。寿聖院 （ じゅしょういん ） は、慶長4 （ 1599 ） 年に石田三成によって、父である正継の菩提寺として建立された。海福院 （ かいふくいん ） は、元和2 （ 1616 ） 年に福島正則によって建立され、以後福島家の菩提寺となった。（2級）