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2013年06月10日

第2049問

【第2049問】
洛陽三十三観音霊場巡りの札所のうち、北野天満宮の神宮寺であった寺院はどこか。

ア、平等寺  イ、長圓寺  ウ、正運寺  エ、東向観音寺

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【第2049問】

<解答> エ、東向観音寺

<解説> 東向観音寺は、延暦25 ( 806 ) 年に桓武天皇の勅を奉じて藤原小黒麿らが王城鎮護のために建立し、当初は朝日寺と呼ばれていた。天暦元 ( 947 ) 年に朝日寺の僧、最鎮らが天満宮を建立した後に、筑紫の観世音寺より菅原道真公作の十一面観世音菩薩を請来し安置された。花園・後醍醐・光厳・光明の四天皇の信仰深く、筑紫の観世音寺に擬して観世音寺または観音寺と改称し、北野神宮寺または奥之院とも称した。さらに本堂が東を向いていたことから東向観音と称され、かつては東向・西向の両堂あったが、応仁の乱や火災等で焼失し、西向きは再興されず東向観音堂のみ再建された。現在は、真言宗泉涌寺派の準別格本山であり、洛陽三十三観音霊場巡りの札所ともなっている。
  「 因幡堂 」 という通称名で知られる平等寺は、十一面観音を祀っており、長圓寺は、恵心僧都作の聖観音を祀っており、正運寺は、長谷寺の本尊と同木と伝わる十一面観音像を祀っている。(2級)

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Posted by きょうすけ at 10:00│Comments(0)自然・観光
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