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2008年02月07日

第38問

【第38問】
室町幕府初代将軍足利尊氏の法名からなる寺院はどれか。

ア、鹿苑寺 イ、宝筐院 ウ、慈照寺 エ、等持院

↓ 解答はこちら

【第38問】

< 解答 >  エ、等持院

< 解説 >  鹿苑寺は金閣寺で3代将軍義満、慈照寺は銀閣寺で8代将軍義政の法名からというのは初歩であるが、宝筐院( ほうきょういん )は 2代将軍足利義詮( よしあきら )の法名によるもので、嵯峨野にある隠れた紅葉の名所である。 境内奥には義詮の墓と、敵方であった南朝の武将楠木正行( まさつら )の墓が並んで建っている。 夢窓疎石の高弟黙庵から正行の話を聞き、その徳に引かれて隣に自分を葬るように願ったからと伝えられる。
  等持院は暦応4(1341)年に足利尊氏が、夢窓疎石を開山に迎え創建した。 尊氏の法名から寺号がつき、以来歴代足利将軍の墓所となり、五山に次ぐ十刹の1位となって隆盛した。十三体の歴代足利将軍の木像が圧巻で、庭園は夢窓疎石が創建当時に構築した雰囲気を今に伝える。義政が再建時に作った茶室「清漣亭(せいれんてい)」も押さえておきたい。



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Posted by きょうすけ at 18:00│Comments(0)神社・寺院
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