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2013年05月31日

第2039問

【第2039問】
次のうち慶派を率いた運慶の作とされる仏像はどれか。

ア、三宝院・弥勒菩薩坐像    イ、隨心院・金剛薩埵坐像  
ウ、千本釈迦堂・十大弟子像  エ、六波羅蜜寺・地蔵菩薩坐像

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【第2039問】

<解答> エ、六波羅蜜寺・地蔵菩薩坐像

<解説> 六波羅蜜寺は多くの仏像を有しているが、その中で鎌倉初期に活躍した仏師・運慶の一族の菩提寺である十輪院の本尊であったのが、地蔵菩薩坐像である。運慶の夢に出てきた逸話から別名 「 夢見地蔵 」 と呼ばれ、眉目秀麗な顔立ちの表現力や衣のひだの表現の秀逸さは運慶の力量を如実に表している。
 三宝院弥勒菩薩坐像隨心院金剛薩埵坐像 ( こんごうさったざぞう ) 、千本釈迦堂十大弟子像などは、運慶と並び称される慶派の仏師である快慶の作として知られている。運慶の作品は京都では六波羅蜜寺だけであるが、快慶は遣迎院 ( けんごういん ) の阿弥陀如来像、蓮光寺の本尊である負別阿弥陀如来 ( おいわけあみだにょらい ) もなども制作しており、近年では百萬遍知恩寺の阿弥陀如来立像も快慶作と報道された。(3級)

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Posted by きょうすけ at 10:00│Comments(0)建築・庭園・美術
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