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2013年05月29日

第2037問

【第2037問】
龍安寺の鏡容池を中心とした庭園を作庭したのは誰か。

ア、藤原実能  イ、橘俊綱  ウ、狩野元信  エ、相阿弥

↓解答はこちら

【第2037問】

<解答> ア、藤原実能

<解説> 藤原実能 ( ふじわらさねよし ) は鳥羽天皇の中宮となった待賢門院の同母兄であったことから出世を重ね、徳大寺家の祖となった人物である。歌人としても有名で、かつての家人である西行法師と親交が深かった。龍安寺には有名な石庭以外に、徳大寺家の別荘であった時代に作庭された鏡容池を中心にした平安時代の庭園があり、これを作庭したのが藤原実能とされる。
 橘俊綱 ( たちばなのとしつな ) は藤原頼通の子であり、庭園の秘伝書である 『 作庭記 』 を編纂したとされる。狩野元信は室町幕府の御用絵師として狩野派を発展させた人物で、妙心寺の退蔵院に枯山水庭園を残している。相阿弥は足利義政の重用した同朋衆の代表的人物であり、龍安寺、長楽寺、銀閣寺、大徳寺龍源院など多くの庭園に関わったとされる。(2級)

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Posted by きょうすけ at 15:52│Comments(0)建築・庭園・美術
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